【1/43 メルセデス・ベンツ W147-400V プロトタイプ 1938 (ブラック) [06065]】販売・価格・在庫情報 (駿河屋 PR)

製造された6台は全て1938年製とされるが、全車が走行可能だったかは不明である。
工場で撮影されたセダンの写真からは、スケールモデルのような大型車両の印象を受ける。
これは間違いなく、この車が長いホイールベースを有していたことを示している–メルセデス・ベンツは3300mmという数値を公表している。
また、この車がいわゆる上級クラスのカテゴリーに分類される予定であったことも確かである。
シリンダー角80度、排気量4003ccのV型8気筒エンジンを搭載し、モーター動力試験場では100馬力を超える出力が確認された。
理論上の最高速度は130km/hに達し、当時の威信プロジェクト「アウトバーン」での走行に理想的な性能を備えていたはずだ。
ただしデザインに空力要素が認められないことから、この車はメルセデスの保守的な顧客層を強く意識した設計であったことを示している。
400　Vは他の2つのバリエーションと共に発売される予定だったと推測される。
なぜなら、シャシーと駆動系に微妙な差異を持つ派生モデル、400　VMと400　VMSの計画が存在したことが確認されているからだ。　

【商品詳細】
スケール：1/43
素材：レジン